日本食品工学会 食品工学単位操作勉強会2025(第1回)
「食品の保存と水、乾燥の基礎」

日本食品工学会ホームページ(下記リンク)も併せてご確認ください。
食品工学単位操作勉強会2025(第1回)

開催要領

主催

(一社)日本食品工学会 インダストリー委員会

日時

2025年10月28日(火) 13:00~17:30
(予定詳細プログラム作成中)

会場

オンライン(Zoom)

参加費

日本食品工学会会員、日本食品機械工業会会員、協賛会員:5,000円
会員外:7,000円
学生(会員・会員外):3,000円

日本調理科学会会員は協賛団体会員として会員参加費にて参加可能です。

定員

50名

申込方法

事前登録制、下記URLよりお申し込みください。
https://forms.gle/wcjtD8j9NNNYDPN26

お申し込み後10日以内に受付書類がお手元に届かない場合、事務所までご連絡下さい。
申し込み後のキャンセルはできません。

勉強会概要

目的

食品の保存における水について、平衡含水率、水分活性、ガラス転移などの基礎的な事項を具体的な食品事例を基に、解かり易く丁寧に解説を行い、食品保存への影響について理解を深める。
その上で食品乾燥操作の基礎を講述する。
液滴の蒸発を題材に、温度・湿度・風速といった操作因子に対応してどのように湿球温度が決まるか、また、平衡含水率や水分活性などの基礎的な事項を学び、具体的な事例を知ることで、様々な乾燥装置の乾燥原理の違いを理解することを目的とする。

特徴

勉強会を通して以下の習得を目指します。

  • 食品の状態や保存性に関わる基礎的な知識を習得する。
  • 食品乾燥操作と関わる因子を理解し、目的に応じて適切な乾燥方法の選択や乾燥条件を考える基礎力を身につける。
  • 特に、温風乾燥、噴霧乾燥、凍結乾燥について具体的な装置および事例紹介を行う。

講師

  • 中川 究也 (九州大学)
  • 木原 巧一朗 ((株)木原製作所)
  • 高柳 淳司 (ポッカサッポロフード&ビバレッジ(株))

プログラム

1限目 講義Ⅰ 食品の保存と水の基礎(60分) / 中川先生
  • 平衡含水率と水分活性(ガラス転移を基礎として)
2限目 講義Ⅱ 乾燥の基礎講義(60分) / 中川先生
  • 湿球温度の求め方(熱と物質の同時移動)
  • 食品中における水分の移動と乾燥
3限目 講義Ⅲ 乾燥の事例紹介(100分)
  • 乾燥装置の基礎原理(各種装置の比較) / 中川先生(20分)
  • 温風乾燥の事例紹介および乾燥注意点等の説明 / 木原様(30分)
  • 粉末スープの噴霧乾燥(スプレードライ)の事例 / 高柳様(25分)
  • 凍結乾燥食品の事例(常圧と真空凍結乾燥の違い) / 中川先生(25分)
4限目 食品の保存、乾燥操作に関する疑問や課題について相談する機会(約20分)
(事前に頂いた疑問や課題、当日の質疑応答の時間にいたします)

教科書

講義資料は講師作成資料を配布します。
勉強会事前学習および自主学習を目的に、各回共通の教科書として「はじめて学ぶ・もう一度学ぶ食品工学」(恒星社厚生閣 4,180円)を希望者に3,080円で共同購入斡旋販売いたします。

問い合わせ先

(一社)日本食品工学会事務所 食品工学単位操作勉強会担当
〒194-0032 東京都町田市本町田2087-14
Email:office_01@jsfe.jp

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