次世代に伝え継ぐ 日本の家庭料理研究委員会
家庭料理研究報告・出版事業報告Webサイト
家庭料理研究報告・出版事業報告のWebサイトが公開されました。
家庭料理研究への取り組みについて報告しています。
50周年記念出版委員会より
この度(一社)日本調理科学会創立50周年記念事業の一環として刊行された『伝え継ぐ日本の家庭料理』全16冊に関する作業が全て完了しましたことをご報告いたします。
本学会は、2017年に会員の皆様から貴重なご寄付をいただき創立50周年記念事業を行いました。
その中で記念出版として、2000年度からの「調理文化の地域性と調理科学」をテーマにした特別研究を受け継ぎ、2012年度から実施してきた特別研究「次世代に伝え継ぐ
日本の家庭料理」の成果を、(一社)農山漁村文化協会(以下、農文協)との協同体制にて、別冊うかたまシリーズ『伝え継ぐ日本の家庭料理』全16冊(雑誌版)を2017年から2021年にかけて刊行いたしました。
その後、農文協が主体となって、愛蔵版の刊行、電子書籍化がなされ、2024年秋、ルーラル電子図書館にて公開されました。
これをもって、予定の全出版事業が完了したことになります。
調査研究に携わられた著作委員会の皆様はじめ、多くの方々からのご協力、ご支援に心より御礼申し上げます。
本事業で発信した昭和35~45年頃に各地域に定着していた日本の郷土料理も含む家庭料理に関する情報や思いが、生活の中で次世代に伝え継がれていくことを願っております。
関連リンク
家庭料理研究委員会・編集委員会より
投稿論文審査 特別枠の案内
このたび、日本調理科学会編集委員会は、日本調理科学会の家庭料理研究委員会で行った 「昭和35年から45年頃までに定着していたもので次世代に伝え継ぎたい家庭料理」に関する聞き書き調査に基づいた投稿論文の査読について、「家庭料理研究」審査委員による特別枠を設置することにいたしました(下記①~⑦)。 この特別枠では、食文化研究の専門家に査読を依頼し、懇切丁寧な指導を含めた審査を行います。
これは、「聞き書き調査から食文化研究の論文にするには、どのように進めたらよいのかわからない」という学会員の声にお応えしたもので、ひいては食文化研究全体の質の向上をめざしております。
投稿に際しては、通常どおり電子投稿いただきますと、本件に関する質問事項がございますので、該当するものをお選びください。また、論文の種類は報文、研究ノート、資料からお選びください。
家庭料理研究委員会にご参加の先生方の積極的なご投稿をお待ちしております。
- 投稿内容は、次世代に伝え継ぐ 日本の家庭料理研究委員会の聞き書き調査に関するもの。
- 個人名での投稿とする。
- 論文の査読は、「家庭料理研究」審査委員により行う。「家庭料理研究」審査委員は、学会編集委員長が推薦し、依頼する。
- 論文投稿は、電子投稿システムを使用する。
- 特別枠は、シリーズ『伝え継ぐ日本の家庭料理』の発行が終了する次の年までとする。
- 家庭料理研究の特別枠によらない審査を希望することもできる。
- 論文の謝辞に(一社)日本調理科学会の研究助成により行った研究である旨記載する。
- 投稿原稿作成時には、50周年記念出版委員会による出版事業の著作権の取扱いについてご留意いただきますようお願いいたします。
文書一覧
「家庭料理研究」の調査に必要な文書を掲載します。