人を対象とした研究の研究倫理について

人を対象とした研究の研究倫理に関するお知らせとお願い

2021年度第3回理事会(2022年1月29日開催)において、人を対象とした研究の研究倫理に関して審議を行い、官能評価も研究倫理審査会の承認(審査結果が「非該当」の場合はその旨記載)を必要とするように、投稿規程の一部を改訂することが決定し、2025年度から施行されましたことをお知らせいたします。

1. 官能評価について

本学会では、人を対象とした研究は倫理審査委員会等の審査で承認されたものであることを条件としています。
2024年度(2025年3月31日)までは、チェックリストによる研究倫理の確認を経ることで投稿は可能でしたが、2025年4月1日に投稿規程が改定されたことにより、 「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」(令和3年文部科学省・厚生労働省・経済産業省告示第1号)等を遵守して行われたもので、 著者らが所属する機関における研究倫理審査委員会等の審査で承認されたものとし、その旨を論文中に明記していただくことになりました。
また、動物を用いた研究についても、「研究機関等における動物実験等の実施に関する基本指針」(平成18年文部科学省告示第71号)等を遵守し、 動物実験委員会等の審査で承認された研究であることを明記してください。

2. 家庭料理研究について

家庭料理研究委員会からの要請により、家庭料理研究に関する論文を投稿する際には、調査対象者から「次世代に伝え継ぐ日本の家庭料理に関する研究協力の同意書」を得ていることに加えて、 「次世代に伝え継ぐ日本の家庭料理関連の投稿論文における倫理的配慮に関する確認書」(投稿論文チェックリストを含む)を提出していただくことになりました。
なお、同意書と確認書は、 家庭料理Webサイト、家庭料理研究委員会の「研究業績につなげるための参考情報」ページ に掲載されております。 家庭料理研究を投稿予定の方は、これらに沿った準備をお願いいたします。