家庭料理を次世代に伝え継ぐための活動報告
伝え継ぐ活動のご紹介
2023年度で次世代に伝え継ぐ 日本の家庭料理研究委員会の活動は終了しました。
引き続き、本研究委員会活動に参加された先生方には、学会誌に伝承活動や家庭料理研究関連の論文を投稿していただきますよう、お願い申し上げます。
公開中の情報
1. 都道府県での取り組み
「和歌山県の家庭料理」調査概要と料理動画
『今こそ伝えたい岐阜の家庭の味』出版
岐阜県著作委員会6名の先生方が、家庭料理研究をベースにした著書を2023年6月に出版されました。
『伝えたい京都の家庭料理』小冊子の発行
京都府家庭料理研究委員会(著作委員会)のメンバーが、特に次世代に伝えていきたいと考えている京都の料理を小冊子にまとめたので紹介します。
近畿地方の家庭料理
日本調理科学会近畿支部HPで「伝え継ぐ 日本の家庭料理」近畿6府県の料理を紹介しています。
2. 文化庁2022年度「知の活用」登録
文化庁2022年度食文化「知の活用」優良事例として認定
文化庁食文化「知の活用」振興事例の2022年度の優良事例として「次世代に伝え継ぐ 日本の家庭料理研究」が認定され、表彰されました(発表:2023年3月17日)。
2023年3月18日に行われた表彰式では、各団体の受賞コメント及びプレゼンテーションが行われました。
本学会の家庭料理研究委員会関係の受賞者(5件)は以下の通りです。
東京 | 「次世代に伝え継ぐ日本の家庭料理研究」 一般社団法人 日本調理科学会 |
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東京 | 「日本の家庭料理に学ぶ、持続可能な食生活~残りご飯の再調理~」 大妻女子大学 家政学部 食物学科 |
和歌山 | 「日本調理科学会の特別研究「次世代に伝え継ぐ家庭料理」研究における研究者と和歌山県の振興局および食育活動グループとの官民学連携 」 日本調理科学会 近畿支部 食文化分科会 和歌山県家庭料理著作委員会 |
岐阜 | 「食文化の継承に向けた「岐阜の鵜匠家に伝わる鮎鮨(鮎なれずし)」の伝統的製法の科学的アプローチ」 堀光代氏(岐阜市立女子短期大学) |
鹿児島 | 「次世代の海を守り漁業後継者を確保するための、産学官による未利用深海魚を用いた食文化の創成」 大富潤氏 |